サーフィン

【ワンハンドビーチクリーン】その小さな行動が、未来の海を変える

皆さんビーチクリーンに参加したことはありますか?

ビーチクリーンは多くの海水浴場で実施されています。

土日など休日の決まった時間に参加者を募り、一斉にごみを集める。

これらの活動は、地元の方々やボランティア団体の方が中心となり、主に海水浴シーズンに実施されることが多いです。

では、シーズンオフや、海水浴場ではない海はどうなっているのか?

サーファーならご存じですよね。

この記事は、ワンハンドビーチクリーンを通じて、サーファーから海をきれいにしていこうという話です。

海で感じること

私は関西在住の通いサーファーで、海に行けるのは月に3~4回ほど。

海に行くたび、波の音や景色の美しさに癒され、自然の中に身を置くことで日々のストレスも緩和されます。

しかし同時に目に入るのが、浜辺に転がるごみ類です。

特に多いのが、近年問題とされている、ペットボトルやレジ袋、食品トレーなど

海洋プラスチックごみ

皆さんもきっと目にしたことがあるはずです。

これらは自然環境では分解されにくく、細かく砕け海に流入することで、やがて海の生態系にも影響を及ぼします。

「なんでこんなに綺麗な海にゴミを捨てれるねやろ?」
そう感じる度に、海で遊ぶ人間としてすごく悲しい気持ちになります。

自分で持ち込んだごみなのに、海にそのまま捨てて帰れる気持ちが私にはまったく理解できません。

海に捨てたごみは自然に帰ると思ってるのか?

皆が捨ててるから自分もOKなのか?

そんな自分勝手な考え、自然で遊ぶ人間としてダサすぎるでしょ。


結局そのツケは、私たちが愛する海に帰ってくるんです。

海洋汚染が進行し、手遅れになる前に、

私たち一人ひとりができることからはじめませんか?

それが

ワンハンドビーチクリーン

です。

ワンハンドビーチクリーンのすすめ

ワンハンドビーチクリーンとは、その名の通り

片手で拾えるゴミは拾って帰りましょ!!

ということ。

サーフボードを抱えていない側の手で、ペットボトルを1本拾う。

それだけで十分なんです。

「ゴミは目につくし気になるけど、周りもやってないから自分もええか」

「自分がやらんでも、誰かやってくれるやろ」

とか思ってないですか?

しかし、誰かがやるだろうと、そのゴミを放置しているだけでは何も変わりません。

現状を変えることができるのは、

あなたの小さな行動から

だけなんです。

小さな行動が未来を変える

あなたがペットボトルをひとつ拾うだけ。
それで環境問題が改善されるわけがない。

確かにそうかもしれません。

しかし、それを100人のサーファーが続けたら?
1日100本、1年で3万本以上のペットボトルが海から消えることになります。

1000人では?

1万人では?

1人だけでは変えられないけど、1人からしか変えられない

実際、私が海上がりに何気にペットボトルを拾うと、友達も一緒になって拾ってくれたりします。

時には知らない人が声をかけてくれて

「おれも次から拾うわ」

と言ってくれることもあり、自分がゴミを拾うことで、共感してくれる人がいることに本当に喜びを感じます。

あなたの小さな行動が、やがて大きなうねりとなり、
日本中、そして世界中に波及していく。

そんな先に素敵な未来が待っていると思いませんか?

海を汚すのも人間ですが、
海を守れるのもまた、人間です。

一人ひとりが「私たちの海を守る意識」を持てば、
必ず未来は変わるはず。
まずは、海を遊びのフィールドとしているサーファーの私たちから動きませんか?

この地球の海を、次の世代にも残すために。
未来の子どもたちが、波乗りができるように。

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